カリキュラムcurriculum

カリキュラムの概要

教養教育科目は、人間性の理解や適切な判断力を養うための授業科目です。幅広い教養を身につけ、視野を広げる。そして、柔軟で総合的な思考力、的確で健全な判断力を養います。
専門教育科目は、自然科学的分野の学問が多く、実験・実習・演習・フィールドワークを重視した教育内容です。栄養士養成のための指定科目を履修することにより、「栄養士免許」が取得できます。

カリキュラムのポイント

学習においては講義ばかりではなく、演習・実習・実験の充実を図ったうえ、栄養士としての必要な知識及び技術を体系的に学べるカリキュラムを編成し、学習効果を上げています。栄養のスペシャリストとして、人々の健康の保持・増進や疾病の予防・治療において、その専門性を生かした業務を行うことのできる栄養士を育成します。

カリキュラムの詳細

1年後期から医療・福祉領域、食環境領域の2領域に分かれて修学します。

医療・福祉領域

医療・福祉分野で必要な知識を学ぶ

私たちの身体は加齢に伴って変化していき、必然的に身体機能や栄養状態が変わっていきます。本領域では、乳幼児期から高齢期までのライフステージごとの変化について、より深く学び、栄養指導をするうえで必要となる基本的な保健の知識を修得し、ライフステージに応じた食事指導や食育などが行える力を身につけます。また、病気の原因やメカニズムについて学ぶこともでき、病院・保育園・社会福祉施設などにおいて、栄養改善、疾病の治療に貢献できる知識を得ることができます。

 

食環境領域

健康と食をつなぐ食品を幅広く学ぶ

「人生100年時代」を迎えようとしている今、日常生活を制限されずに健康に過ごせる期間である「健康寿命」の延伸が社会課題となっています。この課題を解決するうえで、食は最も重要な要素の一つです。本領域では、健康と食をつなぐ食品について幅広く学び、多彩な地域活動を通して実践力を培い、健康長寿社会の実現に貢献できる知識を得ることができます。また、食に関する研究開発・品質管理分野などにおいて、活躍できる力を身につけます。

健康栄養学科カリキュラム