卒業生からのメッセージ

国際コミュニケーション学科

R.Tさん
名古屋市立大学人文社会学部/英語英文学科2022年3月卒業
編入学して実感する、岐女短での充実した2年間

私は英語力を伸ばしたいと考え、岐女短に入学しました。入学当初から明確な目標はありませんでしたが、漠然と4年制大学への3年次編入を視野に入れ生活していました。

私は短大で、英語学や英米文学、文化について学びを深め、2年次からのゼミナールでは自分の興味のあることを研究しました。ゼミでの卒業研究を進めていく中で、さらにその分野についての専門的な知識を学びたいと考え、編入学を目指すようになりました。
岐女短は学生と先生方との距離が近く、講義内容や進路相談など、あらゆることを話しやすい環境にあります。私はゼミの先生に過去問の添削や面接練習など編入試験に向けた対策をしていただき、卒業研究に関しても積極的に指導していただきました。また進路で悩んでいる時期には、岐女短で共に生活してきた友人たちが支えてくれました。私が現在、編入学先で学びたいことを勉強できているのは、岐女短で出会った協力的な先生方と優しい友人たちのおかげです。

また、空き時間には岐女短の図書館で講義の予習・復習をしたり、食堂で友人たちと雑談をしたり、勉強に集中でき、学生生活を楽しむことができる環境が整っています。岐女短は学生数も少ないため、講義は少人数で行われることが多く、学生同士での交流も多いです。授業で分からないことがあれば学生同士で確認しあったり、先生に質問しに行ったりするなど、居心地の良い環境のもと、自分のペースで安心して学生生活を送ることができました。

岐女短に通っていたからこそ出会えた仲間、出来た経験がたくさんあります。自分自身と向き合う時間もたくさんありました。岐女短での日々があったからこそ、現在も有意義な学生生活を送ることができています。皆さんも岐女短でたくさん考え、たくさん学び、充実した学生生活を送ってください。

健康栄養学科

2022年卒業・Y.A.さん
社会福祉法人よいこの広場福祉会 峰相ひまわり保育園
大学での学びを生かして

私は小学校、中学校の給食をおいしいと感じたことがありませんでした。そのため、私自身が献立を立てる立場となり、おいしい給食を提供したいと思い栄養士を目指しました。

私が短大で学んだことは多くあります。栄養指導論では食育について学び、食育の大切さをとても実感しました。この講義がきっかけで、子供たちに私のように給食は嫌なものと思ってほしくないと思い、食事を通して子供と関わる仕事に就きたいと思いました。また、給食管理実習や食品衛生学などの講義を通して、ただおいしい給食を提供するだけではなく、安全な給食を提供することの重要さも学びました。

私は今保育園の給食室で働いています。私が勤めている保育園での主な業務は、昼食・おやつの調理です。アレルギーの園児もいるため除去を行ったり、離乳食を作ったりしています。 120食分の給食を3人で回しているため、検収、発注、給食関係の事務作業なども行っています。大学の講義の中で幼児期について学びましたが、実際に現場に立って働いてみると食材の切り方など気を付けることがたくさんありました。そして、保育士の先生たちからの要望などを聞いたり、大変なことがたくさんありますが、自分では気づかなかったことなどを気づく機会や新しい知識にもつながっていくとても良い機会になっています。

短大での2年間はあっという間に過ぎていきます。栄養士として働いていて、短大時代にもっとしっかり勉強をしておけばよかったと思うこともあります。しかし、短大で学んだことがあるからこそ今の私の生活があります。そして、短大生活の中では多くの人と関わり自分の考え方を改める良い機会であり、とても充実した短大生活でした。課題や実験、実習などがあり忙しいですが、人との関わりも大切にし、楽しい短大生活を送っていってください。

デザイン環境学科

ヴィジュアル専修 A.Iさん(2022年卒業)
ヨツハシ株式会社 企画部デザイン室
ここでしか受けられない授業でのびのびと制作を

普通科高校を卒業した私にとって、デザインを学べることはすごく魅力的なことでした。私の所属していたヴィジュアル専修は、先生の得意分野・専門分野が色濃く授業へ反映した、ここでしか受けることのできない授業だったと思います。
ユニークなテーマ設定で、難しくも楽しく制作できる課題が多く、一枚のイラストに留まらず立体物や絵本、Webサイト、CDジャケットなど、色々な媒体に挑戦させて頂きました。その中で、自分の好きなことを深めたり、得意分野を発見したりすることができました。少人数制を活かし、仲間と作品の感想を述べ合う時間が大切にされており、自己分析にも繋がりました。
卒業後は、印刷会社でデザイナーとして働いています。デザインのお仕事だけでなく、会報や記念誌など、文字を扱うことが増え、大学で行ってきたこととは、また異なる楽しさを感じながら、日々奮闘しています。
社会人としてまだまだ未熟な私ですが、学生の皆さんに伝えたいことは、のびのびと好きなものを作って欲しいということです。社会で求められるのは、コンペなどでない以上、基本的にはお客様の求めるものです。ニーズを聞いてそれに答える楽しさはありますが、課題のように自分好みに制作することは難しいです。
勉強という感覚は置いておいて、あくまで自分の作りたいものを作るために、知識や技術を身につけ、たくさん実践してみてください。2年間で皆さんの好きが詰まった素敵な作品集が生まれることを願っています。

各学科の卒業生からのメッセージの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。