〒501-0192 岐阜市一日市場北町7-1
本学英語英文学科の場合、卒業後の進路として進学を希望する学生が毎年10〜15名(2〜3割程度)います。このような卒業生たちの進路としては、(1)
4年制大学への3年次編入学 (2) 海外留学 (3) 専門学校などへの進学 などが挙げられます。クラス担任やゼミナール指導教員を中心とした学科を挙げたきめ細やかなサポート体制のもと、毎年希望者のほぼ100%が、本学卒業後に新たな学びをスタートさせています。
編入試験科目は、英語・英文学系に限らず社会学、教育、心理など人文社会系の学部編入の場合、一般的に<英語、日本語小論文、面接>の 3つなので、英語に関する授業が充実している本学英語英文学科の学生は、他の受験生に比べて、大変有利な立場で受験や進学ができます。
令和2年度卒業生 |
<国公立大学> |
お茶の水女子大学 文教育学部 |
奈良女子大学 地域政策学部 |
岐阜大学 地域科学部 |
三重大学 人文学部(2名) |
名古屋市立大大学 国際文化学科 |
<私立大学> |
南山大学 外国語学部 |
愛知大学 国際コミュニケーション学部 |
愛知大学 地域政策学部 |
関西外国語大学 外国語学部 |
金城学園大学 文学部 |
東京経済大学 コミュニケーション学部 |
令和元年度卒業生 |
<国公立大学> |
筑波大学 |
岐阜大学 地域科学部(6名) |
三重大学 人文学部(3名) |
名古屋市立大学 現代社会学科(3名) |
名古屋市立大大学 国際文化学科(1名) |
<私立大学> |
南山大学 外国語学部 |
京都女子大学 文学部 |
椙山女学園大学(3名) |
関西外国語大学 外国語学部 |
平成30年度卒業生 |
<国公立大学> |
京都府立大学 文学部 |
岐阜大学 地域科学部(2名) |
名古屋市立大学 人文社会学部(2名) |
三重大学 人文学部(3名) |
<私立大学> |
南山大学 外国語学部 |
愛知大学 国際コミュニケーション学部 |
愛知大学 文学部 |
関西外国語大学 外国語学部 |
椙山女学園大学 国際コミュニケーション学部(2名) |
椙山女学園大学 人間関係学部 |
放送大学 人間と文化コース |
平成29年度卒業生 |
<国公立大学> |
奈良女子大学 文学部 |
岐阜大学 地域科学部(3名) |
三重大学 人文学文化学科部 |
信州大学 人文学部 |
名古屋市立大学 国際文化学科(2名) |
名古屋市立大学 現代社会学科 |
山梨県立大学 国際政策学部 |
<私立大学> |
南山大学 外国語学部 |
愛知大学 国際コミュニケーション学部 |
椙山女学園大学 人間関係学部 |
金城学院大学 国際情報学部 |
岐阜女子大学 文化創造学部 |
京都外国語大学 外国語学部 |
関西外国語大学 外国語学部 |
岐阜大学、名古屋市立大学、三重大学、名古屋大学などの国公立大学の編入学試験は、一般の入学試験とは異なり、それぞれ別の日程で実施されています。それゆえ、複数の国公立大学の3年次編入学試験を受験することができます。本学英語英文学科の学生の多くがこのような機会を活用し、国公立大学への3年次編入学を実現しています。
南山大学(外国語学部英米学科)に、指定校推薦による編入学の道が開かれています。その他にも、指定校推薦によって多くの私立大学に編入学することができます。
推薦入試以外でも、多数の学生が愛知大学、名古屋外国語大学、京都女子大学、関西外国語大学、京都外国語大学などの3年次編入学試験に合格しており、毎年これらの大学へ進学する学生がいます。
毎年5名前後の学生が、卒業後の進路として海外への留学を希望しています。海外の大学へ進学する卒業生や、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、などの海外の語学学校に行く学生、そしてワーキングホリデーを活用して現地で働きながら語学学校に通う卒業生もいます。近年の主な進学先は以下の通りです。
岐女短での学びを通して将来への明確な目的意識を持つようになり、語学、 情報処理、簿記、法律などの各種専門学校等へ進学する卒業生もいます。過去3年の主な進学先は以下の通りです。
名古屋観光専門学校/大原簿記情報医療専門学校/大原法律公務員専門学校//名鉄看護専門学校
名古屋外国語・ホテル・ブライダル・専門学校/名古屋コミュニケーションアート専門学校/名古屋動物専門学校
平成29年度卒業生 M. I. さん (信州大学人文学部へ編入学)
これらの不安を少しでも解消するために、まず英語の資格取得試験を頑張ろうと思いました。TOEICでは、初めて受験したとき450点しかなく、友人に比べたらはるかに低くとても落ち込みました。しかし、編入学試験の際にTOEICのスコアの提示が必要な大学がいくつかあると知り、2週間のアメリカ研修後 (1年夏季休暇中) から毎月TOEICを受験すると決めました。問題集をいくつも使ったり、英語と触れ合う時間を少しでも長くするようにしました。その結果最終的にTOEICスコア720点取ることができました。 編入学先を選ぶために最も必要になってくるのはどの分野を専門とするのかということです。短大は2年生でもう専門分野の勉強が始まるので、決める時間はあまり長くありません。さらに、今まで聞いたこともないような内容でどれにするかも決めがたいと思います。しかし、1年生から専門性の高い授業が沢山あるので自分が何をやりたいのか見つけられると思います。編入学試験では、専門分野の試験があるところもあり、知識をつけておく必要がありますが、専門に関する本は一般的な本屋にはあまりありません。ここで活用すべきなのは岐女短の図書館です。幅広いジャンルの専門に関する本が古いものから新しいものまで置いてあります。私は図書館でいろんな本を読み、知識を深めることができました。 編入学試験に関する情報を見つけるのは大変ですし、就活より時期が遅いのでとても不安になります。さらに、資格を取ることと、専門知識をつけておくことの2つは短期間でできることではないですが、あきらめずやり続ければ、自信となり合格へとつながります。岐女短の設備を活用し、先生や事務の方にアドバイスをいただきながら積極的に行動し自分の目標が達成できるように頑張ってください。 |
平成27年度卒業生 Y. M. さん (名古屋大学文学部へ編入学)
岐女短の先生方は、編入学試験に関する相談に親身に乗ってくださり、きめ細かな指導をしてくださいます。また、編入学志望の友人も多いので、悩みや不安を共有し、お互いに励まし合うことができます。さらに、毎年何人もが編入学を実現している岐女短には、先輩達が残してくださった編入学に関する資料が豊富にあり、それらを活用することができます。 試験勉強は孤独であり、合否は自分の努力次第ですが、岐女短の学生は、一人暮らしでアルバイトをしながらでも、4年生大学への編入学を実現させています。仲間と切磋琢磨できる環境で、2年間英語を中心に様々なことを学べて本当によかったと思います。 |
平成26年度卒業生 福井商業高校出身 E. I. さん (奈良女子大学文学部へ編入学)
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平成25年度卒業生 A.C.さん (信州大学人文学部英米言語文化コースへ編入学) 私が今回の編入試験を通じて身をもって大事だと感じたことは、「目標」「自主性」を大切にすることでした。私に明確な「目標」が出来たのは、2年生になってイギリス文学史の授業中に学んだShakespeareのRomeo and Julietにおけるソネットに、彼の文章に秘められた奥深さを感じたことがきっかけでした。その感動を境に、編入後にその分野について深く学ぶという「目標」が立ったのです。それからというもの、受験勉強に対する考え方が180度変わったといっても過言ではありません。少し前だったら、見ただけで気が滅入ってしまいそうな小難しい英文も「まずは読んでみよう」と思うようになり、専門の勉強(英米文学史・文化)は「目標の為には必要な知識だから積極的に学ぼう」と、楽しみながら進めていくことができまし 「目標」があれば、他人が何と言おうと、他人が傍らで(いろんな意味での)青春を満喫していようと 「あなた方は、もう『生徒』ではありません。『学生』です。」短大に入ってから何度も先生方に言われてきたことですが、私には始め本当の意味では理解できていませんでした。ある時、ある先生に過去問の採点をしていただいた時にこう聞きました。 先生は苦笑いしながら、 「そう言うのは高校生まで。もう「学生」なんだから、自分からやるのが前提で、その上で『これこれをするのでみて貰えますか?』じゃないと。」 とおっしゃいました。その頃から私は「自主性」が大切な『学生』なのだと強く意識し始めました。岐女短の先生方は、経験豊富でとても心強い存在ですが、全国の編入試験の過去問を持っているわけではないし、どんな問題が毎年出題されているのか、倍率はどの程度なのか、試験日はいつなのか、オープンキャンパスはいつなのか、と全て把握されている訳ではありません(当然です)。オープンキャンパスが既に終わっていたり、出願期間が過ぎていたりするのは全て自己責任です。オープンキャンパス、または大学祭に足を運んでみる、過去問を手に入れる、募集要項を手に入れる、締め切りまでに確実に出願する、など、全て自分で準備しなければなりません。もちろん、その過程で先生方は心強い相談相手になってくださいますので、安心してください。しかし「自主性」は編入でも就活でも求められる大切な姿勢だと思います。やる人はどんどん進んでいきますし、やらない人はいつまでたっても動きません。「自主性」が無ければ、時として相手と同じフィールドに立つことすら出来ません。 受験勉強の過程では、不安になったり、逃げ出したくなる時があるとは思います。私も、今でこそ、このように合格体験記を書かせていただいておりますが、過去問が解けず、悔しくて、悲しくて、腹が立って、不安になって、泣きながら英文を読んだこともありましたし、言われたことがどうしようもなく悔しくて帰りの電車の中でしくしく泣いていたこともありました。しかし、「これだけは絶対に誰にも譲れない!」という揺るぎない「目標」がありましたし、編入する、という「目標」を同じくする編入仲間がいたことや、熱心に指導をしてくださった先生方がいらっしゃったことは私にとって非常に心強いことでした。それだからこそ、ここまでやってこられたのだと、今更ながら実感しています。辛い時は、仲間と励まし合い、先生方に相談にのって頂くなどして、1人で抱え込まず、最後まで諦めないで下さい。 |
平成22年度卒業生 S. S. さん (名古屋大学教育学部へ編入学) 私は、現在三重大学大学院教育学研究科の修士課程に所属しています。そこで、教師及び児童生徒による「コミュニケーション能力」概念の生成過程を明らかにすることを目指し、教科目としての英語の「コミュニケーション活動」における潜在的カリキュラムに着目して研究を進めています。日頃はゼミに参加し、先生方や研究室の仲間たちと議論を交わしたり、時には調査校へのフィールドワークに出かけることもあります。また、年に数回の研究会での発表もさせていただいています。学部時代の卒業論文では、英語科の教師および生徒それぞれが思い描く「コミュニケーション能力」にズレがあると思い、教師へのインタビューを行いました。学部での経験をもとに、大学院で本格的な調査に乗り出しました。
ここまでの話の中で、「大学院なんてよくわからない。」、「私は就職するつもりだから関係ない。」と思われている方もいるかもしれません。確かに、卒業後進学(4年制大学への3年次編入学、専門学校への進学、留学)するか就職するかで短大での学びに対するモチベーションは変わるかもしれません。
ですから、進学するかどうかに関わらず、みなさんにとって岐女短での時間が格別のものとなることを、心から祈っています。充実した学生生活にしましょう!! |