生活デザイン学科の教育理念


 生活デザイン学科は、人間が生活している空間と、それに関連する事物のデザインを追求する学科です。私たちはデザインという概念を「ものつくりに関わる計画や意匠」だけではなく、人間が生きていく上で必要な創造的思考、智慧、哲学だと考えています。


 本学科では、幅広い内容の講義や実習・演習・実験を実施することによって、「ものつくり」と「智慧」を修得した「専門性を有する教養人」「教養を有する専門家」の輩出を目指しています。



生活デザイン学科の構成とカリキュラム





 生活デザイン学科では、学科を構成する3つの専修として、ファッション専修、建築・インテリア専修、ヴィジュアル専修を設置しています。デザイン分野の違いに関わらず必要不可欠な基礎として「知識・技術・思考・感性」の4つを重視しています。これらの基礎を修得することによって、デザイン制作において重要となる「発想・表現・伝達」の能力が磨かれます。


 本学科ではデザイン概論/基礎造形/色彩学など充実した基礎科目への取り組みによって基礎能力を十分に高め、その上でそれぞれの専門分野について実践的に学びます。さらに、基礎能力と専門能力を備えた上で、発展的な内容である「展開科目」を受講することによって、自分の専門分野を軸とした他分野との関わりについて学び、横断的な価値観と総合的な能力を身につけることも視野に入れています。