食物栄養学科の教育目標は、「健康の保持増進に役立つ幅広い視野と科学性に富む人材育成」です。授業では、栄養や食生活の面から健康について学ぶばかりでなく、人体の構造と機能、食品と衛生、各種疾病の予防や食事療法、栄養の指導、給食の運営に至るまでの幅広くきわめて重要な分野を学びます。また、高度な専門知識・技能のほか、協調性やコミュニケーション力など、実験、実習、卒業研究などを通して能力向上を図っています。
2年間という短期間で、効率よく学べる環境を整え、少人数教育により指導しています。本学科において、栄養の教育を受け、「食と健康」について専門知識ならびに技術を身につけた『食の専門家としての栄養士』は、病院や社会福祉施設等で活躍しています。
食物栄養学科は、創設時から設置されており、栄養士養成施設としての国の認可も最も古いグループに入ります。70年以上の伝統を持ち、多くの優秀な人材を送り出し、地域社会の発展に貢献しています。
栄養士免許
本学所定の科目を履修し単位を取得することで、卒業と同時に栄養士の資格を取得できます。
*管理栄養士について
管理栄養士になるためには、栄養士免許取得後3年間の栄養士実務経験を積む(最短で卒業後4年)、または厚生労働省指定の管理栄養士養成施設(大学・専門学校)へ編入学することで、管理栄養士国家試験の受験資格が取得でき、管理栄養士国家試験に合格すれば、管理栄養士になれます。
栄養指導論実習室(栄養指導Lab)、調理実習室(調理Lab)、調理準備室、給食管理実習室(給食Lab)、栄養管理室、食品加工実習室(食品加工Lab)、食物栄養実験室1(実験Lab1)、食物栄養実験室2(実験Lab2)、食物栄養薬品庫、動物飼育室、食物栄養天秤室、食物栄養分析機器室、低温実験室など